2016/12/29

住宅のお値段 その3

前回まで住宅の坪単価のことを、書きました。別に、㎡単価でもかまわないのですが、業界に携わる人は、長く坪単価を使用していますので、判断は坪単価のほうがつきやすいですね。そこで、その単価ですが、注意したいのは、割り算の割るほうの数字は何の数字か?ということ。つまり、分母の数字です。通常は分子が建物価格、分母は床面積です。そこで、床面積ですが、建築確認用の平面図を作成した際の、例えば2階建ての建物なら、1階、2階の床面積を合計したものです。ところが、価格の安さを売りにしているメーカーや工務店の床面積は「施工床面積」と表示しています。施工床面積とは何か?この場合は1階の犬走りコンクリート、テラス、バルコニー、あろうことか玄関アプローチ用コンクリートの面積まで入れてることがあるんですね。通常の建築確認用の床面積には通常表れない数字なんですが。こんなの入れてると先ほどの分母の数字は大きくなります。当たり前ですけど、単価はさがります。しかし、長くこの業界にいる人にとっては、こんなん分母の数字にいれるか?っていう話です。同じ建物の本体の面積に表われた数字で処理すると、ちっとも安くないってことがあるんですね。
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