タワーマンションその2

前回に続き、タワーマンションのお話。「ホテル住まいのような暮らし」というのが、タワーマンションの売り文句。でも、分譲マンションですから所有者は、各戸購入者自身なんです。この辺は普通の分譲マンションとなんら変わりません。ただ、建物の高さが高いだけに所有者の数も必然的に多くなりますね。多いと問題があるのかって？別に問題はありませんが、やはり管理組合の組合員数が多いわけで、管理料や管理規約の変更など、組合員の決議がいるわけで。このあたりが大変なのは、分譲マンションにお住まいの方なら、お解りいただけるでしようか。

もっと心配なのは、今は綺麗なマンションも、いずれ老朽化するわけで、そのために各所有者は修繕積立金など毎月支払っているのですが、修繕時にその積立金で賄えればいいのですが。タワーとなると、外壁の補修などでは、足場を組むことはできず、必然的に屋上からゴンドラなどでの工事となり、この費用は高いですよ。エレベーターにしても、修繕や交換の時期は必ずくるわけで、このタワー用のエレベーターって、お値段、高いんですよ。毎月の修繕積立金で賄えればいいのですが、、、、、、。