2023/5/12

相続土地国庫帰属制度

今年(2023年)4月27日にタイトルの「相続土地国庫帰属制度」が始まりました。
これは、簡単に言うと相続した土地で必要でない土地を国が引き取るという制度です。
昨今、よく問題になるのが都会に出ている子供が実家の土地を相続しても、そこに戻る気や利用する気はなく、また売却に出しても市場性がなく、売るに売れない。そんな土地は先々、所有者不明土地になる可能性が高くなる。これを防ごうという制度みたいです。
一見、すごくいい制度が出来たと思われるかもわかりませんが、これって土地だけの話であって建物が建っているとダメです。また他にも要件が色々あって、どんな土地でも認めれれるわけではありません。また、認められた場合でも10年分の管理費用として最低20万円を国に支払う必要があります。国もタダでは引き取らず、逆にお金を支払って引き取ってもらうということです。
20万円で済めばいいのですが、要件が色々あって、この金額では済まないケースも多そうです。
山(森林)も対象になっていますから相続した土地に山がある場合はよさそうですが、その金額は面積よりますので、わからない状態です。
先月、このニュースを見られた方からお尋ねの、お電話をいただきましたが、、この制度、各地市町村役所でも把握できている状態ではなく、管轄するのは法務局ですが、どう判断するかわかっていないようです。
 
 
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