2022/9/11
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一戸建て賃貸 |
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空き家所有者が空き家をどうするかでは、売るか、貸すか、現状維持の3択です。 各自治体で、空き家バンクが設置されていることは、かなり認知されてきました。 ところで、空き家バンクには少なからず賃貸に出されているものがあります。 しかし、ここで問題が。貸主側で安易に賃貸を考える方が多く、後々に問題が発生することがあります。 貸主様はプロではありませんので(もちろん借主様も)、民法、借地借家法の知識もなく、貸せば賃料が入ってきてラッキー、くらいに考えている人もいます。どんなものでもそうですが貸主にリスクはあります。つまり、建物構造や設備機器の更新は原則賃貸人がすべきで経費はかかります。特約で賃借人負担にすることは可能ではありますが、安い賃料でない限り、原則、そうはならないのです。また、賃借人が賃料を滞納したり、事件が発生したりするリスクはあります。 ましてや、コロナの影響で賃料減額交渉など。これを言い出すと、何もできなくなりますが。 契約時に不動産業者に仲介に入ってもらうから大丈夫って言う人がいますが、それも間違いです。不動産業者は契約条件を定めた契約書、重要事項説明まではしますが、その後の管理については責任を持ちません。 賃貸業をしているプロは、ノウハウがありますが、一般の方が安易に手をだすのはお勧めできませんね。 |
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