2016/10/2
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とんな宅地がいいの? |
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同じ住宅地の中で土地を選ぶ基準はあるか?あります。ずばり、立地条件です。上下水道設備等インフラ関係の条件が同じ住宅地でも違いがあります。宅地の接面道路の向きによって、角地、二方道路地、三方道路地、南向き、北向き、東向き、西向き というところが主なところでしようか。また、その接面道路の幅員(道幅)。次に、道路からの宅地面までの高さ。土地の形状(正方形、長方形、台形、三角形、旗竿地)。三角形の土地なんて、あるのか?て聞かれることがありますが、ざらにあります。住宅が建っていると気づきにくいだけのこと。さすがに円形の土地は見たことありませんが。どんな条件がいいのか?上記の中でいうところの角地(東南)が最上で地盤面が道路から1m以内の高さの土地が一番ですね。さらに、土地の間口に対して奥行きの方が長い(1.5倍以内)くらいの正形地がいいと思います。道路幅員は6m欲しいですね。こういう土地は数が少ないです。同じ区画の土地でも、角地は4か所しかありませんから。これらの土地の条件がなぜ、よいのか。それは日当たりがよいこと(道路の向きによりますが)。さらに隣地は2か所しかないことです(他の土地は3か所)。つまり、お隣さんは2軒だけ。(実際、役所の固定資産税台帳の評価額も高いです)地盤面が道路から高いと、自宅内駐車場や、玄関アプローチ階段などの工事費が高くつきます。かといって、道路から低いのは論外ですが。幅員6mの道路というのは、車同士のすれ違いや自宅車庫入れに支障がないということです。建築準法上の道路は4m以上を規定していますが、実際4mの道路では上記の点が難しいのです。ですが、道路は広ければいいというものでもありません。これ以上広い道路、つまり幅員10m、12mの道路って、実際はトラックやバスが走る交通量が多い道路ということですから、歓迎できないですよね。(商店は別)
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