マンションは１棟の建物を複数の人で所有する、所謂、集合住宅ですから、共有部分と専有部分があります。専有部分は、もちろん自分だけのもの、共有部分は他の所有者を含めた全員のもの。例えば、エレベーター、ホール、廊下等は共有部分です。自分の部屋は専有部分ですが、内法（うちのり）部分（表面）に限られ、お隣とのコンクリートの壁、天井、床は共有部分となります。従って、自分の部屋をリフォームするとき、自由にできるとは限りません。建物躯体にかかわる様な改造はできませんし、通常、管理組合の了解が必要です。このあたりが一戸建てと違うところですね。
